
50代で派遣をしていると、ほぼ全員が経験する悩みがあります。
「次の仕事がなかなか決まらない」
私の場合も
・最短:1ヶ月
・平均:2ヶ月
・長い時:3ヶ月
このくらいは普通に空きます。
若い頃は1〜2週間で決まっていたのに、
50代になると応募しても通らないことが増えます。
そして不安になるのが
空白期間は不利になるのか?
結論から言います。
不利にはなるが、決定的ではない
重要なのは
「空白の長さ」ではなく「空白の見え方」です。
なぜ50代は仕事が決まりにくいのか
まず前提として、年齢によって採用基準は変わります。
参考:総務省 労働力調査
https://www.stat.go.jp/data/roudou/index.html
年齢と採用リスクの関係(イメージ)
20代 □
30代 □□
40代 □□□□
50代 □□□□□□□□
50代は能力よりも
・継続性
・体力
・トラブル率
を見られます。
つまり企業の判断基準はこうです。
「できる人」より「辞めない人」
空白期間はなぜ印象が悪いのか
3ヶ月働いていない人を見ると企業はこう考えます。
・生活リズムが崩れているのでは?
・職場に馴染めないタイプ?
・選り好みが激しい?
・体力が続かない?
つまり
ブランク=リスクの可能性
として扱われます。
慎重な会社ほどこの傾向は強いです。
空白期間の長さと採用率
| 空白期間 | 企業の印象 | 採用率 |
|---|---|---|
| ~1ヶ月 | 普通の転職 | 高い |
| 2ヶ月 | 確認対象 | やや低下 |
| 3ヶ月以上 | 警戒 | 低い |
ただしこれは絶対ではありません。
理由説明と態度で変わります。
50代は「生活感」を見られている
若年層
→ 成長性
50代
→ 安定性
ここが決定的に違います。
つまり企業は
「ちゃんと働く生活をしている人か?」
を見ています。
そのため無職期間が長いと
能力があっても評価が下がります。
実際の面談で見られる優先順位
1 続きそうか
2 通勤できるか
3 健康状態
4 人柄
5 経験
6 空白期間
空白期間は最下位です。
しかし
空白期間 → 自信の低下 → 印象悪化
これが不採用の原因になります。
空白が長くなると起きる心理変化
2週間 余裕
1ヶ月 焦り
2ヶ月 不安増大
3ヶ月 応募減少
この状態で面談に行くと
・声が小さい
・条件を増やす
・消極的になる
これが落ちる原因になります。
空白期間が長くなると
「もう仕事が見つからないのではないか」
という不安が強くなります。
ですが、実際には
空白があっても働けている人は普通にいます。
私自身も間が空いた時期がありましたが、
条件を調整したことで再び勤務できました。
その時に働いていた際の給与明細の一部です。

※個人情報は加工しています
つまり問題は年齢ではなく、
応募の仕方と仕事の選び方のズレでした。
短期案件が通りやすい理由
2ヶ月の短期は通りやすいです。
理由は単純です。
企業が長期評価をしていない
・教育コストが低い
・期間限定
・合わなくても問題なし
つまり
空白期間を気にしない採用
になります。
理想は「決めてから辞める」だが現実は無理
本来は次を決めてから退職が理想です。
しかし現実は
・更新終了
・人間関係
・体力限界
・職場トラブル
予定通りにはいきません。
派遣営業の本音:仮の仕事を入れる人は多い
テクノサービスの営業担当の話では
良い案件が出るまで仮の仕事に入る人は多い
参考
https://www.hatarakunavi.net/
つまり
・短期で繋ぐ
・良案件へ移動
これは珍しくありません。
50代はこの動き方が現実的です。
ただし高時給でも続かない仕事は意味がない
時給1500円以上でも続かない仕事があります。
理由は単純です。
負担が大きすぎる
50代は
「賃金」より「消耗」が問題になります。
若い人
→ 我慢できる
50代
→ 体力と気力が続かない
結果
良案件が出るまでの仮勤務になる
採用率を上げる現実的な方法
①単発を入れる
在籍扱いになる
②週3でも働く
無職扱いを防ぐ
③応募数を増やす
50代は確率勝負
④職種を固定しない
適応力評価が上がる
空白期間の正しい伝え方
NG
「決まりませんでした」
OK
「条件を整理していました」
「短期を挟みながら探していました」
長く説明しないのが重要です。
企業が一番見ているポイント
企業の本音はこれです。
明日も来る人か?
能力でも経験でもありません。
50代は
継続率=評価
です。
まとめ|空白期間は長さではなく動き方
50代の派遣が決まらない理由は
空白期間そのものではありません。
問題は
働いていない状態が続くこと
です。
・短期でも働く
・単発でも動く
・仮の仕事で繋ぐ
これだけで採用率は大きく変わります。
3ヶ月空いても決まる人は決まります。
逆に1ヶ月でも止まっている人は落ちます。
結論
50代の転職は
スキルより状態
です。
完全な無職期間を作るより
軽く働きながら探す方が圧倒的に有利になります。
空白期間を消す努力ではなく
止まらない工夫
これが最も重要な対策です。