
「やっと仕事が決まったのに、行きたくない」
50代の派遣では、この感情がかなりの確率で起きます。
むしろ 仕事が決まらない不安より、決まった後の不安の方が大きい と感じる人も多いです。
1〜2ヶ月仕事が決まらない時は
「早く働きたい」「収入が不安」
と焦ります。
しかし決まった瞬間、気持ちは逆になります。
「また働かなきゃいけないのか…」
これは怠けではなく、自然な心理反応です。
長く働いていない期間があるほど、人は“環境変化”に強いストレスを感じるからです。
そしてこのストレスのピークが――
初日です。
仕事開始前から始まるストレス(2日前が一番きつい)
仕事開始まで1週間あるとします。
心理の変化
| 時期 | 心理状態 |
|---|---|
| 1週間前 | まだ先だから余裕 |
| 5日前 | 少し気になる |
| 3日前 | 現実感が出る |
| 2日前 | 不安MAX |
| 前日 | 行きたくない |
| 当日朝 | 逃げたい |
特に2日前から、頭の中は不安で埋まります。
- トイレは自由に行ける?
- 休憩はある?
- 人間関係は?
- 仕事きつい?
- 何をやらされる?
- 怒られる?
- ロッカーある?
- 昼はどうする?
行けば解決するのに、行くまでが地獄です。
なぜ初日が一番つらいのか
50代派遣の初日は、
「仕事」ではなく「環境」がつらいのです。
図解:初日のストレス構造
不安の原因
↓
環境が未知
↓
脳が危険と判断
↓
逃げたい感情
↓
行きたくない
人間は年齢が上がるほど変化を嫌います。
つまり50代は「慣れ」によって働いている世代です。
新しい職場 = 最大ストレス
になるのは当然です。
1週間で辞めたくなる5つの理由
①覚えることが多すぎる
若い頃はすぐ覚えられた作業も、今は違います。
- 作業手順
- 置き場所
- ルール
- 人の名前
最初の3日間は頭がパンクします。
②人間関係の距離感が分からない
50代はここが一番きついです。
- 話しかけていい?
- 静かにするべき?
- 若い人にどう接する?
仕事より神経を使います。
③想像と違う作業をやらされる
これがバックレ原因トップです。
「聞いていた作業と違う」
特に体力仕事では起きやすいです。
例
軽作業 → 実際は重い物
検品 → 実際は運搬
事前説明と違うと、一気にやる気が消えます。
④疲労が一気に出る(3日目の壁)
図表:疲労のピーク
| 日数 | 状態 |
|---|---|
| 初日 | 緊張で持つ |
| 2日目 | 慣れてきた |
| 3日目 | 疲労爆発 |
| 4日目 | 辞めたくなる |
| 5日目 | 迷い |
| 1週間 | 続くか決まる |
3日目が最大の辞めたいポイントです。
⑤「また働き続ける人生」が現実になる
これが意外と大きいです。
無職中
→ 早く仕事したい
決まった後
→ これが毎日続くのか…
現実の重さを感じます。
初日バックレする人の特徴
現場でよく見ます。
共通点
- 周囲と話さない
- 目が泳いでいる
- 返事が曖昧
- 帰り際に無言
「明日も来てくださいね」
→「はい」と言うけど来ない
人の考えは分かりません。
バックレ理由トップ3
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 環境 | 想像と違う |
| 体力 | きつい |
| 人間関係 | 居場所がない |
特に「聞いてない作業」は即バックレになります。
バックレのデメリット(50代は特に危険)
- 派遣会社の信用低下
- 次の紹介が減る
- 給料がもらえない場合あり
- 年齢的に再紹介が厳しくなる
50代は「信用」が最重要資産です。
辞めたくなった時の正しい行動
無理はしなくていいです。
ただし 連絡だけは必須。
正解ルート
無理そう
↓
派遣会社へ連絡
↓
相談
↓
配置変更 or 退職
これだけで評価は落ちません。
無断欠勤だけがNGです。
初日を乗り切るコツ
初日は仕事を覚えなくていい
目標は「帰ること」です。
覚えるのは3日目から。
1週間だけ続けると決める
続けるかは後で判断。
心理的負担が激減します。
分からない事は全部聞く
遠慮が一番危険です。
聞く人の方が評価されます。
人間関係は挨拶だけでいい
無理に会話しなくてOK。
まとめ
50代派遣は
初日が最もつらく
3日目が最も辞めたくなり
1週間で慣れる
図解:適応曲線
不安MAX → 初日
疲労MAX → 3日目
慣れ開始 → 5日目
継続判断 → 1週間
仕事が決まらない不安も大きいですが、
決まった後の不安も同じくらい大きいものです。
ただ一つ言えるのは、
行く前の不安 > 行った後の現実
ほとんどの場合、想像より楽です。
そして50代は「能力」より「信用」が武器になります。
無理なら辞めていい。
でも礼儀だけは守る。
それだけで次の仕事は繋がります。