
工場の求人は「簡単作業」「未経験歓迎」と書かれていても、実際に何をやるのかはほとんど分かりません。
私も派遣会社の担当者から仕事内容を聞いていましたが、正直ピンと来ませんでした。
しかし、工場見学へ行って現場を見た瞬間、すべて腑に落ちました。
作業の大変さ、求められる体力、職場の雰囲気。
求人票では分からない情報が一気に理解できます。
実際に見学時に書いたメモを公開します。

このメモをもとに
・工場見学の流れ
・受かる人と落ちる人の違い
・50代でも採用されるポイント
をリアルに解説します。
私は経験上、派遣面談を終えて工場見学まで進めば
**採用確率は約80%**だと感じています。
ちなみに、50代でも受かりやすい工程と落ちやすい工程があります。
仕事選びを間違えると見学に進んでもほぼ通りません。
私の経験から受かりやすい仕事をまとめています。
→ 50代はどんな仕事なら受かる?実際に採用された仕事・落ちた仕事
つまり見学は「ただの確認」ではなく、ほぼ最終選考です。
なお、工場の選考は書類より前の段階で落ちることも珍しくありません。
実際の不採用理由はこちらで公開しています。
→「50代派遣のリアル|実際に届いた不採用メール公開と落ちた理由の考察」
工場見学の当日の流れ
1. 派遣会社担当と現地集合
まず担当営業と待ち合わせします。ここから既に見られています。
- 時間厳守
- 清潔感
- 挨拶
- 姿勢
工場は体育会系文化が強いので第一印象は重要です。
2. 受付・入場
ここでチェック
| 見られている点 | 理由 |
|---|---|
| 酒・アルコール臭 | 安全管理上最重要 |
| 覇気 | 継続勤務できるか |
| 姿勢 | 体力の有無 |
| 返事 | 指示理解能力 |
※酒の匂いは一発アウトの可能性があります。
3. 職場見学(作業ライン確認)
ここが核心です。
実際に見て分かったこと:
- 20kg前後の重量物あり
- 想像以上に歩く
- スピードは一定
- 安全ルールが厳しい
- フォークリフトが常に動く(危険)
求人票では「簡単作業」と書かれていましたが、
体力仕事でした
実際のラインのイメージ
↑ フォークリフト通路 ↑
┌─────┐ → ┌─────┐ → ┌─────┐ → ┌─────┐ → ┌─────┐
│ 供給 │ │ 加工 │ │ 検査 │ │ 梱包 │ │ 出荷 │
└─────┘ └─────┘ └─────┘ └─────┘ └─────┘
原料 機械作業 品質確認 箱詰め 搬出
原料 機械作業 品質確認 箱詰め 搬出
ライン作業でも完全な立ち仕事+歩行ありです。
4. 担当者からの質問(実質面接)
ここで聞かれます。
- 腰痛はありますか?
- 残業できますか?
- いつから働けますか?
- 体力に自信ありますか?
ポイントは正直+意欲。
私は
「問題ありません。すぐ働けます」
と答えました。
これが重要です。
5. 作業の意思確認
見学後、営業担当から確認されます。
「この仕事できますか?」
ここでYESを出すと選考へ進みます。
迷うと落ちます。
工場見学では作業内容以上に「人」を見られています。
実はここでほぼ採用が決まります。
受かる人と落ちる人の差を先に知っておくと、見学の通過率が大きく変わります。
→ 50代 未経験 工場 採用される人の特徴|受かる人と落ちる人の違い
見学メモ(実録)|現場で何をチェックされていたのか
工場見学は「仕事内容を見せる場」と思われがちですが、
実際は 企業側の最終選考 です。
私は見学中、覚えるために必死でメモを取っていましたが、
後から見返すと「仕事内容」より
自分が観察されていたポイント がはっきり分かりました。
ここでは実際のメモを元に解説します。
原料の計量作業
・20kg前後の袋を持つ
・台車使用だが持ち上げ作業あり
→ 体力チェック
50代が一番落ちるポイント
企業は「持てるか」ではなく
持ち続けられるか(毎日できるか) を見ています
ここで表情が曇る人はほぼ落ちます
手順が細かい(指差し確認あり)
・ラベル確認
・ダブルチェック
・記録記入
→ 注意力チェック
工場は速さよりミス防止が最優先
「簡単そう」と言った人は不採用になりやすいです
理由:事故を起こすタイプと判断される
職場の匂い・温度
・薬品臭あり
・空調ありだが暑い
→ 継続勤務できるかの確認
ここで
「結構きついですね」
と言うと高確率で落ちます
企業が見ているのは感想ではなく
耐性と覚悟 です
作業スピード
・ラインは止まらない
・周りは無言で作業
→ 協調性チェック
質問が多すぎる人
話しかける人
は不採用になりやすいです
工場は「コミュ力」より
空気を読む力 を見ています
見学で企業が判断していること
見学は説明ではなく
次の3つを見ています
・毎日来る人か
・文句を言わない人か
・事故を起こさない人か
能力や経験はほぼ関係ありません
実際、私は質問をほとんどせず
「大丈夫です、問題ありません」だけを繰り返しました
これが結果的に評価されたと感じています
見学後に採用が決まる人の共通点
・驚かない
・否定しない
・感想を言わない
逆に落ちる人は
理解しようとして感想を言います
しかし企業は理解力ではなく
適応力 を見ています
工場見学は面接ではありません
「この人は続くか?」の確認です
採用を決めた一言|50代が合格する返答パターン
工場見学の最後、ほぼ必ず聞かれます。
「実際に見てみてどうでしたか?」
この質問は感想を聞いているのではありません。
採用する理由を探しています。
ここでの答え方で結果はほぼ決まります。
私が実際に答えた内容
私はこう答えました。
「問題ありません。すぐにでも始められます。」
これだけです。
仕事内容の評価も、難易度の感想も言いませんでした。
すると営業担当と現場責任者の表情が明らかに変わりました。
なぜこの一言が評価されるのか
企業が見ているのは能力ではありません。
見ているのは次の3つです。
| 企業の本音 | 知りたいこと |
|---|---|
| すぐ来るか | 出勤率 |
| 文句を言わないか | 定着率 |
| 続くか | 体力と覚悟 |
つまり
「できます」では弱い のです。
必要なのは
迷いがない返答 です。
不採用になる人の返答例
実際によくある返答です。
・「思ったより大変そうですね」
・「慣れればできそうです」
・「少し検討して連絡します」
・「家から近いので良いですね」
一見問題なさそうですが
企業側の評価はこうなります。
| 返答 | 企業の受け取り方 |
|---|---|
| 大変そう | すぐ辞める |
| 慣れれば | 即戦力じゃない |
| 検討 | 来ない可能性 |
| 近い | 仕事内容に興味がない |
能力以前に 働く覚悟が弱い人 と判断されます。
「そもそも応募方法が間違っている」ケースも多いです。
直接応募の方が良いと思っている人ほど落ちています。
派遣と直接応募の現実の違いをまとめました。
→ 50代は派遣に登録すべき?直接応募とどっちが有利か【現実で比較】
50代が通る返答テンプレート
そのまま使って大丈夫です。
「問題ありません。長く続けたいのでぜひお願いします。」
さらに強いのはこれです。
「体力仕事は慣れています。すぐ働けます。」
年齢が高いほど
安心感を与える発言が最優先 になります。
見学で質問はした方がいいのか?
結論:基本不要です
質問が多い人ほど落ちます。
理由は単純で
考える人=辞める人
と判断されるからです。
どうしても聞くなら1つだけ
「初日は何時に来ればいいですか?」
これは採用前提の質問なので評価が上がります。
工場見学は面接ではない
面接 → 能力を見る
見学 → 続くかを見る
ここを勘違いすると落ち続けます。
50代の採用は
スキルではなく 安心感の確認作業 です。
見学後の連絡が遅い理由
よく「落ちたかも」と思いますが
実際は逆です。
企業は次を確認しています。
・欠員人数との調整
・シフトとの相性
・他候補者の比較
つまり能力比較ではありません。
見学まで行けていれば
採用率はかなり高い段階です。
まとめ|受かる人は準備している
合格する人の特徴
・驚かない
・評価しない
・迷わない
・すぐ働く姿勢を見せる
落ちる人の特徴
・考える
・感想を言う
・慎重になる
・理解しようとする
工場は「理解」ではなく
適応できる人 を採用します。
何社も落ちると自信を失いますが、実は普通のことです。
年齢が原因でも能力不足でもありません。
50代が突破するための考え方を最後にまとめました。
→ 50代 派遣が受からないのはなぜ?何社落ちても問題ない理由と突破口