
「軽作業なら50代でも受かるはず」
そう思って応募を続けているのに
なぜか不採用ばかりになる人がいます。
実はそれ、能力不足ではありません。
仕事の選び方を間違えているだけです。
工場・倉庫の採用は
「できるかどうか」ではなく
企業が欲しいタイプかどうかで決まります。
そして軽作業は、多くの50代が思っている仕事とは全く別物です。
軽作業=楽な仕事ではない
多くの求人で見かける
- 未経験歓迎
- 簡単作業
- 軽作業
この3つの言葉。
結論から言うと
軽作業 = 低負荷の代わりにスピード要求が高い仕事
です。
つまり企業が求めているのは
体力ではなく処理速度
ここが50代が落ち続ける最大の理由になります。
図:作業タイプの違い(イメージ)
| 作業タイプ | 必要能力 | 年齢傾向 |
|---|---|---|
| 軽作業 | スピード | 若年層 |
| 重量作業 | 持久力 | 中高年 |
| 技術作業 | 経験 | 年齢不問 |
私の実体験:本のピッキング作業
20年ほど前、倉庫で本のピッキング作業をしていました。
作業の流れはこうです。
- 個人番号をパソコンへ入力
- ピッキング表を受け取る
- 倉庫の棚から商品を集める
- 完了後に再度入力
棚はアルファベットと数字で区画され
1枚で約50冊ほど取りに行きます。
ここで重要なポイントがあります。
会社は作業スピードを完全に記録している
つまりゆっくりやると
「できない人」と判断されます。
この仕事、重量物はほぼありません。
しかし非常に疲れます。
理由は
常に急かされる仕事だからです
若い人が多かった理由も納得でした。
求められる能力の割合

軽作業で評価される割合
- スピード:70%
- 正確性:20%
- 体力:10%
重量系作業で評価される割合
- 体力:50%
- 継続性:30%
- スピード:20%
👉 この違いが年齢による採用差になります
座り作業は50代男性が落ちやすい
「座り作業なら楽そう」
これは多くの人が考えますが、現実は違います。
座り作業の特徴
- 女性中心
- 主婦層中心
- 時給低め
- 手先の速さ重視
実際、私も応募したことがありますが
女性優先で不採用になりました。
求人に書いていなくても
実質女性限定のことが多いです。
体験:佐川急便の引き込み作業
35歳のとき、荷物の引き込みをやりました。
ベルトコンベアから
担当レーンへ荷物を引き込む仕事です。
流れてくる物:
- 小物
- 家電
- タイヤ
軽いものは少なく
夜勤だったため非常にきつい仕事でした。
ただし重要な点があります。
遅くても怒られにくい
なぜならスピードより
体力役割の仕事だからです
ここが軽作業との最大の違いです。
50代が落ちる工程
| 工程 | 理由 |
|---|---|
| シール貼り | 手先スピード勝負 |
| 小物ピッキング | 若年層向き |
| 梱包ライン | 流れ作業スピード |
| 座り検査 | 女性中心 |
| 小型部品組立 | 速度重視 |
50代が受かりやすい工程
| 工程 | 理由 |
|---|---|
| 荷下ろし | 持久力重視 |
| 運搬補助 | 速度不要 |
| 投入作業 | 一定ペース |
| 清掃 | 継続性重視 |
| 原料補充 | 力仕事 |
なぜ企業は50代を軽作業で落とすのか
企業の本音は単純です。
若い人の方が速いから
軽作業は教育コストが低く
入れ替えが前提の仕事です。
つまり
短期戦力を欲しがる
逆に重量系は離職率が高く
続く人が貴重です。
そのため50代が評価されます。
「簡単作業」は信用しない
求人の「簡単」は
理解が簡単という意味です。
楽という意味ではありません。
例:
- シール貼り → 速い
- 検品 → 速い
- 箱詰め → 速い
単純作業ほど疲れます。
受かるための応募戦略
1:軽作業を避ける
まずこれが最重要です
2:多少重い仕事を選ぶ
採用率が上がります
3:継続性をアピール
年齢の強みを出す
まとめ
50代が落ち続ける理由は能力ではありません。
仕事の選び方です。
- 軽作業 → 若者の仕事
- 重量系 → 中高年の仕事
ここを理解するだけで
採用率は大きく変わります。
もしあなたが軽作業ばかり応募しているなら
それが原因です。
受かる人は頑張っている人ではなく
選び方を知っている人です。