派遣で働いていると、
「自分は仕事できないのでは…」
そう感じる瞬間があります。
周りは普通にこなしているのに、自分だけついていけない。
覚えることが多すぎる。
ミスをすると焦る。
特に50代になると、若い頃のように無理が効きません。
私は55歳まで様々な派遣先を経験しましたが、「この仕事、自分には無理だ…」と思った現場はいくつもあります。
今回は、派遣で仕事できないと感じたリアルについて本音で書きます。
「関連記事:工場勤務はストレスがやばい?55歳が実際に感じた精神的にきつい瞬間」
「自分は仕事できない」と感じる瞬間
正直に言うと、
「自分は完全に仕事できない人間だ」
と思ったことはありません。
ただ、
「この仕事は無理だ」
と思ったことは何度もあります。
特にきつかったのは、
・覚えることが異常に多い
・作業スピードが速すぎる
・重量物が多い
・精神的プレッシャーが強い
こういう現場です。
仕事ができないというより、「向き不向き」が大きいと感じました。
例えば、確定申告のコールセンター。
これは本当に覚えることが多かった。
税金の知識。
電話対応。
システム入力。
説明方法。
覚える内容が膨大。
しかも電話は待ってくれません。
次々かかってくる。
私は、
「これは自分には無理だ」
と思いました。
また、PCリユース倉庫も同じ。
覚えることが多い上に重量物だらけ。
しかも倉庫が広すぎる。
パレットの位置。
棚番号。
入力方法。
作業手順。
短期派遣なのに正社員並みの内容を教えられました。
正直、頭がパンクしそうでした。
派遣って、
「簡単作業」
と書いていても、実際は全然簡単じゃない現場があります。
Amazonの仕分けで感じた焦り
Amazonのシップドックもきつかった。
ここは梱包された荷物が絶えず流れてきます。
しかも繁忙期。
物量が異常。
幅2メートルほどのレーンに荷物が山積み。
向かい合わせの二人で捌く。
しかし、量も速度も半端ない。
捌いても捌いても終わらない。
ベテランが応援に来ても間に合わない。
初日からいきなり実戦。
これが本当にきつかった。
私は、
「自分だけ遅いのでは」
と焦りました。
すると焦るほどミスしそうになる。
仕事って不思議で、焦るとさらに悪循環になります。
「関連記事:工場勤務が向いてない…55歳が実際に感じたリアルを本音で解説」
同期には負けたくなかった
落ち込んだことはありません。
しかし、同期だけには負けたくない。
その気持ちは強かった。
特に工場や派遣って、同期同士で比較されやすい。
あの人は覚えるの早い。
あの人は作業が速い。
どうしても比較される。
こちらも意識してしまう。
私も、
「同期には負けたくない」
という気持ちは常にありました。
だから無理をしてしまう。
焦る。
疲れる。
50代になると若い頃より疲労回復が遅い。
しかし気持ちは若い頃と同じ。
このギャップがきつい。
注意されることへのプレッシャー
正直、私は怒鳴られる経験はそれほど多くありません。
ただ、
「注意されるかもしれない」
というプレッシャーは常にありました。
特にライン作業。
ミスするとラインが止まる。
パイオニアでは赤ランプ。
社員を呼ぶ。
警報音。
あれは本当にプレッシャーでした。
「またミスしたらどうしよう」
「周りに迷惑をかける」
そう考えると緊張する。
すると逆にミスしやすくなる。
工場勤務は、
「ミスできない空気」
が強い職場ほど精神的にきついです。
「関連記事:派遣で怒られるのがつらい…55歳が実際に感じたリアル体験」
50代で感じる衰え
20代30代と50代では全然違います。
物忘れ。
疲労。
集中力。
全部落ちる。
これは本当に感じます。
若い頃は、
「気合いで何とかする」
が通用しました。
しかし50代は違う。
疲労が蓄積する。
回復しない。
眠い。
集中力が続かない。
その結果、
・覚えられない
・ミス増える
・作業遅くなる
こうなりやすい。
特に昼食後。
眠気が強烈。
頭がボーッとする。
工場勤務は単純作業が多いので、眠気との戦いになる。
すると集中力が落ちる。
さらにミスが増える。
悪循環です。
「関連記事:工場勤務で眠い…55歳が実際に感じた強烈な睡魔のリアル」
辞めようと思った瞬間
私は、
「自分は仕事できない」
と思って辞めたというより、
「この仕事、自分には無理だ」
と思って辞めています。
特に、
・覚えることが多すぎる
・重量物がきつい
・プレッシャーが強い
この3つが重なると厳しい。
PCリユースはまさにそれ。
重量物。
複雑な作業。
広い倉庫。
覚えること大量。
精神的にも肉体的にも限界でした。
結局、五日で辞めました。
また、確定申告コールセンターも同じ。
覚えることが多すぎた。
派遣って、
「できない自分」
を責めがちです。
しかし実際は、
「向いてない仕事」
もかなりあります。
向いていた仕事は組み立て作業
逆に、向いていた仕事もあります。
それが組み立て作業。
私は昔からものづくりが好きでした。
プラモデルも好き。
図面を見るのも好き。
だから組み立ては性に合っていました。
特に楽しかったのは、
・医療機器組み立て
・ロードローラー組み立て
どちらも図面を見ながら作業する。
工具を使う。
考える。
これが面白かった。
しかも基本一人作業。
自分のペースでできる。
私は、
「ものづくり系」
が向いていたのだと思います。
工場勤務でも、
・単純作業向き
・ライン向き
・組み立て向き
人によって違います。
だから、
「仕事できない」
ではなく、
「向いてないだけ」
の場合も多い。
これは本当に思います。
「関連記事:工場勤務は飽きる?55歳が実際に感じた単純作業のリアル」
工場勤務は「できる人」より「合う人」
工場勤務を長くやって感じたのは、
「能力」
より、
「適性」
の方が大事。
これです。
例えば、
・ライン速いの平気な人
・単純作業平気な人
・重量物平気な人
・人間関係平気な人
向き不向きがかなり大きい。
逆に、向いてないと地獄。
私は、
・単純作業
・ライン高速作業
・重量物
・体育会系
これが苦手でした。
逆に、
・組み立て
・一人作業
・図面見る
・考える仕事
これは好きでした。
だから工場勤務って、
「どこでも同じ」
ではありません。
かなり差があります。
結論(いさお理論)
派遣で仕事できないと感じると、自分を責めてしまいます。
しかし実際は、
「向いてない仕事」
をやっているだけの場合も多い。
私は55歳まで様々な派遣を経験しましたが、
・Amazon
・PCリユース
・コールセンター
は本当にきつかった。
逆に、
・組み立て
・一人作業
・考える仕事
は楽しかった。
だから大事なのは、
「自分がどんな作業なら苦痛じゃないか」
これを知ること。
時給だけで選ぶと失敗しやすい。
特に50代は無理が効きません。
疲労も蓄積する。
回復もしない。
だからこそ、
「向いてる仕事」
を探すことが本当に重要だと思います。