工場勤務は体力的にきつい。
これはよく言われます。
しかし、実際に働いてみると本当にきついのは「精神的ストレス」でした。
ラインのプレッシャー。
単純作業。
人間関係。
怒鳴る社員。
終わらない物量。
更新されるか分からない不安。
50代になると、若い頃のように無理も効きません。
私は55歳まで様々な派遣先を経験しましたが、「もう無理」と思った現場はいくつもありました。
今回は、工場勤務で実際に感じたストレスについて本音で書きます。
「関連記事:工場勤務は飽きる?55歳が実際に感じた単純作業のリアルを本音で解説」
一番ストレスだった職場
一番ストレスだったのは蓮田のPCリユース倉庫作業です。
企業で使用したPCや周辺機器などがパレットに載せられている。
私は伝票を見て目的のパレットを見つけ、ハンドフォークで作業場まで持ってきます。
しかし、これが本当に大変でした。
パレットが50個以上ある。
しかも品目などが記載された紙が見えづらい。
どこにあるか探すだけでも時間を要します。
また、目的のパレットを見つけたとしても、置き場の真ん中にあると厄介。
一度周りのパレットを出さないといけない。
これがほんと面倒臭い。
ようやく出したと思ったら今度はラップを剥がす。
さらに大量のコードをゴミ箱へ捨てる。
これが重い。
棚へ商品を載せるのですが重いものばかりです。
一番重かったのは古臭いサーバー。
50kg位ありました。
さすがに一人では持ち上げられず、手伝っていただきましたが重量物を扱う頻度が多く肉体的にかなりきつかった。
しかも作業完了後はPC入力作業。
これまた難しい。
詳細は忘れてしまいましたが、何個か工程があり理解できませんでした。
さらに棚に一時保管した商品をカゴ車へ移し替え、倉庫の所定位置へ置く。
しかし倉庫が広すぎる。
しかも場所分けが細かすぎて分からない。
私は2ヶ月短期なのに、正社員並みの仕事を教えられました。
これが本当にしんどかった。
誰とも話せない。
質問もしづらい。
ストレスが溜まりまくりでした。
結局、五日間でギブアップ。
限界でした。
しかも、この倉庫は建物が古い。
外観からしてかなり古い。
中も暗く、まるで幽霊が出そうな雰囲気でした。
トイレも汚い。
毎日、気分が沈みました。
職場の雰囲気って本当に重要だと感じました。
ストレスで体に出た症状
ストレスで胃が痛くなりました。
キリキリする感じ。
最初は原因が分かりませんでした。
しかし、完全にストレスでした。
朝起きるのが苦痛。
「またあの職場で作業しないといけないのか…」
そう思うだけで憂鬱になる。
工場勤務のストレスは、精神だけではなく体にも出ます。
特に50代になると回復力が弱い。
一晩寝ても疲労が抜けない。
すると翌朝さらにしんどい。
悪循環です。
「関連記事:工場勤務で眠い…55歳が実際に感じた強烈な睡魔のリアル」
「行きたくない」と思った朝
六日目の朝ですかね。
行くつもりで前日に弁当の用意をしていました。
しかし、朝起きて気持ちが一変しました。
「もう無理だ」
そう思いました。
そして派遣会社の営業担当へ連絡。
電話しましたが出なかったので、SMSで本日付で退職する旨を伝えました。
承諾はいただけました。
もちろん、派遣先と派遣会社には迷惑をかけました。
しかし心身ともに限界だった。
私は初日から辞めたいと思っていました。
工場勤務って、「行きたくない」が積み重なると危険です。
特に50代は我慢しすぎない方がいい。
無理を続けると本当に壊れます。
人間関係ストレスもきつい
人間関係で一番ストレスだったのはスロット台の検査です。
パワハラ親父の恐怖。
これが本当にきつかった。
ミスすると飛んで来る。
怒鳴る。
威圧感が凄い。
さらに同期の派遣男性が作業手順を強要してくる。
上手くできないと嫌な顔をされる。
凄いストレスでした。
その場では話を合わせていました。
しかし心の中では煮え繰り返る思いでしたね。
工場勤務って、仕事内容より人間関係がきつい現場があります。
特に昔ながらの体育会系。
これは本当にしんどい。
「関連記事:派遣で怒られるのがつらい…55歳が実際に感じたリアル体験」
ストレスが少なかった職場との違い
逆にストレスが少なかったのはデンソーテンです。
ここは何から何まで天国でした。
ミスしても個人的に怒られることはない。
後から派遣営業さんに聞いた話では、派遣社員のことで派遣会社営業がデンソーテン社員にかなり怒られたそうです。
つまり、派遣を守る文化があった。
これは大きい。
さらに、
・トイレが綺麗
・いつでも自由に行ける
・年齢層が幅広い
・男女半々
・話しやすい人が多い
かなり働きやすかった。
時給1900円。
本当に言うことなし。
しかも一人で黙々と作業できる。
待機時間も多かった。
あの現場が長期なら間違いなく続けていました。
結局、工場勤務は「職場ガチャ」の要素がかなり強いと思います。
「関連記事:派遣の当たり外れはなぜ起きる?50代のリアル体験でわかった見極め方」
50代で感じた変化
20代30代と50代では肉体の衰えが顕著です。
物忘れは激しい。
段差で躓く。
疲れやすい。
疲労が取れない。
さらに50代にもなると、夢も希望もなくなる。
無気力です。
何をやっても楽しくない。
これはかなり感じます。
若い頃は、
「お金のため」
で無理ができました。
しかし50代になると違う。
体も心もついてこない。
だからこそ、無理な職場は避けるべきだと思っています。
特に、
・重量物
・体育会系
・ライン作業
・怒鳴る職場
・暗い雰囲気
この辺は50代にはかなりきつい。
結論(いさお理論)
工場勤務は肉体的にもきついですが、本当に削られるのは精神面です。
特に、
・人間関係
・プレッシャー
・単純作業
・更新不安
・怒鳴られる環境
この辺は精神的ダメージが大きい。
私は55歳まで様々な現場を経験しましたが、「ストレスが少ない職場」は確実に存在しました。
デンソーテンのように、
・怒鳴らない
・自由度が高い
・人間関係が穏やか
・一人作業中心
こういう現場はかなり楽でした。
逆に、
・体育会系
・重圧
・重量物
・暗い職場
は本当にきつかった。
50代になると無理は効きません。
だからこそ、
「時給だけ」
で選ばないこと。
これは本当に重要だと思います。