50代の現実

50代無職で実家暮らしをした現実|56歳の私が感じたメリットと苦しさ【体験談】

「50代」

「無職」

「実家暮らし」

この言葉で検索している時は、多分かなり不安な状態だと思います。

私自身もそうでした。

正直に言うと、実家へ戻る時は複雑な気持ちでした。

安心感もありました。

でも情けなさもありました。

私は2018年4月から2021年11月まで約3年7ヶ月実家で暮らしていました。

理由は自営業がうまくいかなくなったからです。

今回はその時の現実を本音で書いていきます。

実家へ戻る時は安心より情けなさの方が大きかった

当時私は47歳でした。

母は団地暮らしで、年金とパート収入で生活していました。

正直かなり悩みました。

恥ずかしかったからです。

ただ現実はかなり厳しかったです。

自営業がうまくいかなくなっていました。

50代無職で絶望した現実|56歳の私が一番苦しかった時期【体験談】

貯金も底をつきそうな状態でした。

仕事も探しました。

ただ、

「これだ」

と思える仕事もありませんでした。

さらに私は10年ほど自営業をやっていました。

なので外で働くことに抵抗もありました。

ただ現実的に考えると選択肢がありませんでした。

実家へ戻れば家賃が浮きます。

私はその時こう考えていました。

地元で働いてお金を貯める

自営業で再起する

また埼玉へ戻る

そう思っていました。

ただ同時に思っていたことがあります。

母に申し訳ない

です。

経済的にも精神的にも負担をかけることになるからです。

ただ当時は本当にやむを得ませんでした。

実家暮らしで一番助かったのは安心感だった

実家へ戻って一番助かったことがあります。

全部です。

家賃。

食費。

安心感。

全部でした。

しかも全て母が出してくれました。

なけなしの貯金を切り崩しながらです。

今振り返ると、本当に親不孝だったと思います。

その気持ちは今でもあります。

母に恩返ししたい。

その気持ちはずっと心のどこかにあります。

お金だけではありませんでした。

精神的にもかなり救われていました。

無職になると将来への不安がかなり大きくなります。

一人だと余計なことを考えてしまいます。

でも家へ帰れば誰かがいる。

それだけでも気持ちはかなり違いました。

実家暮らしは楽だけではなかった

実家へ戻ると助かることもあります。

でも良いことだけではありませんでした。

自由は確かに減ります。

一人暮らしの時は好きなように生活していました。

でも実家は違います。

生活リズムもあります。

家族への気遣いもあります。

一人暮らしでは気にならなかった小さな自由も減りました。

食事も作ってもらいました。

買い物へ行ってもらうこともありました。

そして口喧嘩したことも何度もありました。

居候生活で母の愛情の深さを身をもって知った

今振り返ると、実家暮らしで一番大きかったものがあります。

母の存在です。

当時は口喧嘩もよくしました。

些細なことで言い合いになることもありました。

私はもう大人です。

母も年齢を重ねています。

だからお互いに意見がぶつかることもありました。

でも今思うと、本当に支えられていたと思います。

家賃もそうです。

食費もそうです。

精神面もそうでした。

全部支えてくれました。

しかも母自身も余裕がある生活ではありません。

年金とパート収入でした。

それでも支えてくれました。

正直、言葉ではうまく表現できません。

「ありがとう」だけでは軽く感じます。

「愛情」だけでも少し違う気がします。

私が感じたのはもっと深いものでした。

無償の愛という言葉が近いのかもしれません。

血の繋がりの深さを身をもって知りました。

実家に居続けるより埼玉へ戻ることを選んだ理由

実家は安心感があります。

ただ私はずっと実家にいる選択はしませんでした。

理由があります。

母が亡くなったら団地を出なければならないからです。

地元でアパートを借りて働くことも考えました。

でも最終的に私は埼玉へ戻りました。

理由は自分自身です。

正直、地元にいると甘えが出ると思ったからです。

また何かあった時に母へ頼ってしまう。

また迷惑をかける。

それは避けたかったです。

だから敢えて埼玉へ戻りました。

当時は、

また一人で頑張る

派遣から抜け出せない…55歳の私が感じた現実と本音【体験談】

働く

以前のように自営業で一旗あげる

そんな気持ちが強かったです。

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「また一人で頑張る」の後

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一人暮らしへ戻ると自由はあるが孤独もあった

埼玉へ戻ると自由は確かにありました。

誰にも気を遣わなくていい。

好きな時間に寝れる。

好きなことができる。

そこは楽でした。

でも反対に失ったものもあります。

会話です。

実家では母とよく話していました。

何気ない会話もありました。

でも一人暮らしになると誰とも話さない日もあります。

50代で仕事もなく誰とも話さない…56歳の私が感じた孤独の現実

最初の一ヶ月くらいはかなり孤独感がありました。

正直寂しかったです。

後で母に聞いたことがあります。

すると母も同じだったそうです。

私がいなくなって寂しかったと。

その時は何とも言えない気持ちになりました。

今振り返って思うこと

今振り返ると思います。

当時はかなり情けないと思っていました。

47歳にもなって実家へ戻る。

恥ずかしい気持ちもありました。

でも今は違います。

もしあの時、意地を張っていたらもっと苦しい状況になっていたかもしれません。

助けてもらえる時に助けてもらう。

それも大事なことだと思いました。

そしてもう一つあります。

親はずっといるわけではありません。

今は母へ恩返ししたい気持ちがあります。

それはずっと心の中にあります。

50代無職・独身男性の現実|56歳の私が感じた孤独と将来不安【体験談】

まとめ

50代無職で実家暮らしという状況は、正直複雑でした。

安心感もありました。

情けなさもありました。

助かったこともありました。

自由が減ったこともありました。

でも今思うことがあります。

あの時間があったから今の自分があるということです。

そして母には感謝しかありません。

今は少しでも恩返ししたいと思っています。

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